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物造り屋の原点
誠意をもって物造りに励む
〒607-8131
京都市山科区大塚南溝町20番地57
株式会社 喜多工務店
TEL 075(592)4108 FAX 075(581)5569
京都府知事許可(般-27)第18758号
板塀改修工事
浮造り杉板塀改修工事 1
平成23年に発生した台風12号により、お得意様の板塀が被害を被り、復旧工事を賜りました。
既存板塀は、あやめ貼りであったが全く同じでは、あまりにも策がなさ過ぎると思い、
浮造り(杢だし)の杉板を使うことにしました。キシラデコールを2回塗りとし、
変則な敷地ではあったが、できるだけ板の割り付けをし、板塀に格子を組み込む事とした。
そうすることにより外観においてもアクセントが出るし、又、庭先の通風をよくすることにより、植木にとっても良い環境が保て、より風合いが出た。
又、格子を組み込んで板塀の受ける風圧も緩和できた。


老朽化もあってかなり損傷しました。


通風とデザインで格子を半返しで設置
庭の出入りをしやすくするため格子を開閉扉にする

板の割り付けをして柱を建てる

笠木はガルバリュウム鋼板緑青で和風らしく鼻包み
浮造り杉板塀改修工事 2
先日、築100年の住宅の板塀の改修に取りかかりました。
板塀は、老朽化しご覧の通り、腐り傾いて、脚立を立てて支えている状態でした。
塀を全て撤去して、浮造り杉板(杉板の杢目を浮き出したもの)を貼る事にしました。
杉板には、高価な防腐塗料キシラデコールを2回塗りステンレスの捻り釘で打ち付け、釘を隠すためにしのぶ竹(¢15㎜ほどの竹)で押さえました。しのぶ竹は吹き寄せに使用しました。


完成した板塀
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